犬と人の、やさしい時間を。
小多福堂は、柴犬の兄弟「こたつ」と「ふく」との暮らしから生まれた、犬のためのスキンケアブランドです。
私たちがつくるのは、やさしい自然由来の素材と、犬の皮膚を想う伝統の知恵を活かした犬用石鹸。すべて手仕事で仕立てています。
目指すのは、すべての犬が最期まで愛される社会。そして、災害時にも犬と一緒に安心して避難できる場所をつくること。
売上の一部は保護犬活動へ寄付しています。「うちの子にいいものを」その選択が、どこかの犬の未来をあたためますように。
小多福堂が生まれた理由
きっかけは、私が26歳のときに迎えた犬、ポチでした。
ポチが高齢になったある夜、玄関で泣く彼のそばに座りながら、「本当は一緒に寝かせてあげたい」と願っていました。
でも、当時の私は実家暮らしで、「犬は外で飼うもの」という家族の意見に逆らえず、それができませんでした。
病院やシャンプーを怖がるポチに対しても、「治すこと」「洗うこと」を優先して、「安心させること」は後回しにしてしまっていた。
あのときの私は、人生も心も不安定で、「正しさ」と「やさしさ」をどう両立させればよいのか、わかっていませんでした。
それでも、ポチとの日々は私の中に「もう二度と命に対して間違えないための記憶」として刻まれています。
その想いが、小多福堂を生みました。
私にとって石鹸をつくることは、「清潔にすること」ではなく、「やさしさを届けること」。
「洗う」という行為のなかに、「あなたを大切に思っている」という気持ちを込めたいのです。
小多福堂が目指す未来
犬と人が、最期まで「ともに暮らせる社会」を。
小多福堂は、石鹸を売るだけの場所ではありません。
“犬を誰かとして扱う”という当たり前のやさしさが、社会のすみずみにまで根づく未来を目指しています。
目指す未来
・殺処分ゼロが「理想」ではなく「常識」になる社会
・犬にとってやさしいケアが、人の心も癒していく循環
・保護犬との暮らしが“特別”ではなく“日常”になる社会
・石鹸やスプレーが、犬と人の信頼をつなぐ“道具”として機能する未来
・高齢になっても、病気になっても、最期まで一緒にいられる環境づくり
・災害時に、犬と一緒に避難できる社会の実現
石鹸1個につき、100円を保護犬支援に寄附しています。
小多福堂の石鹸は、
「うちの子にいいものを」という想いから生まれました。
けれどそれは、どこかで傷ついた命にもつながっていると、私たちは信じています。
小多福堂の石鹸1個につき、100円を保護犬支援に寄附します。
たとえば、
■保護された子のごはん代
■ワクチンや医療費の一部
■ずっとのおうちと出会うための支援
「うちの子のため」が、「どこかの子のため」にもなる。
そんなやさしさが、少しずつ社会を変えていくと信じています。